上ノ国町・松前町・福島町の3町にまたがる渡島半島南西部の中で最高峰の標高約1072mの山です。

明治29年に、北海道で最初に一等三角点が設置され、花の百名山・日本三百名山のひとつです。

寛永16年、松前藩による隠れキリシタン処刑によって多くの人々が殉教した地であり金山番所跡や千軒平の尾根には十字架が建てられています。昭和34年7月、函館カトリック布教100年記念で初の巡礼ミサが行われ、以降毎年7月の最終日曜日に千軒岳殉教記念ミサが行われています。

上ノ国町石崎ルート・松前町上川ルート・福島町千軒ルートの3つの登山コースがあり高山植物や野鳥が多く、登山初心者にも楽しむことができます。そして、頂上では眼下に広がる大パノラマが登山者を癒してくれます。
※ 現在、上ノ国町石崎ルート・福島町千軒ルートは、道路決壊のため通行することができません。開通のめどは立っておりませんので、ご了承ください。登山をされる方は、松前町からのルートをご利用下さい