北の中世を今に伝える町~上ノ国町

豊かな森と天然の良港に恵まれ、日本海北方交易の拠点として栄え、長い歴史を重ねてきた上ノ国町。
町のそこここに多くの歴史遺産がちりばめられている、中世をリアルに体感できる北海道の故郷です。
上ノ国町観光協会は、この愛すべき町をより多くの方々にご紹介し、訪れていただいた方が「また来たい」と思っていただけるよう活動しています。是非お気軽にお声掛けください。

上ノ国町の概要

上ノ国町は、北海道南西部の渡島半島日本海側の檜山地方に所在します。南は松前町・福島町、東は知内町・木古内町、北は厚沢部町・江差町、西は日本海に面しています。

南部は東境に連なる大千軒岳(1,072m)や七ツ岳(957m)などの高山が西にかけて傾斜し、支流を合わせながら石崎川が日本海に注いでいます。

北部では天の川が七ツ岳周辺を源に西流し、およそ28km流れて日本海に注ぎ、「山方面」とされる川沿いに集落が営まれています。特に、河口周辺の沖積平野を形成する上ノ国地区(「中央」)に町の人口の半数近くが集まっています。清流としても知られる天の川は、農業用水に利用される一方、アユ、ヤマメ、イワナが生息するため遠方からの釣り人にも利用されています。

町の現況は、人口が約4,500人(2021年12月現在)、面積が547.71㎢でおよそ92%がブナ、ヒノキ、スギ、トドマツなどの山林となっています。

檜山地方の「檜(ひ)」は「ひのき」を表し、昔、この地域一帯にヒノキアスナロが生い茂っていたことに由来しています。町名は、15世紀ごろ、北海道の日本海側を上ノ国(かみのくに)、太平洋側を下ノ国(しものくに)と称し、勝山館によって日本海、北方交易の拠点として栄えたこの地に上ノ国の名前が残ったとされています。

現在の主な交通路としては、海岸線を走る国道228号と山間部を通る道道5号江差木古内線で、国道228号が江差町と松前町に繋がり、道道5号線を通って北海道新幹線の木古内駅に行くことができます。

国道228号沿いの「海方面」は約30kmの海岸線で、海岸近くまで急な海岸段丘の崖が迫っています。ここでは海岸線と海岸段丘の崖との間に集落が営まれ、漁業を中心とした暮らしをしています。

また、上ノ国町は勝山館跡を始めとして、北海道内において古い歴史を持つ文化財が多く所在し、昔から本州など他地域の人と交流した歴史が残っています。

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