旧笹浪家住宅(重要文化財)

笹浪家は、18世紀初めから上ノ国で代々ニシン漁などを営んできたニシン場の網元です。旧笹浪家住宅は五代目笹浪久右衛門が建てたと言われており、1857年に家の土台替え、その翌年に屋根の葺き替えを行ったことを記した「家督普請控」が残っており、19世紀前半の建築であることが認められています。現存する北海道の民家建築では最古とされ、北海道の日本海沿岸に今も残るニシン番屋の原型といわれています。主屋の大部分には、ひばが使用されておりまた、屋根はヒバの割柾葺(わりまさぶき)で石が置かれています。 

築後約150年の平成2年に、笹浪家から上ノ国町へ寄贈され、平成4年に国の重要文化財に指定を受けました。 

平成14年に保存修理を終え、平成15年より公開をしています。

開館

4月第4土曜日~11月第2日曜日 10:00~16:00

休館日

毎週月曜日(祝日の場合は翌日) 

※ゴールデンウィーク期間中は開館(詳しくはお問合せ下さい)

入館料
電話

0139-55-1165

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